親友へ

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貴方は今　どこにいる？　僕はまだ　そう　ここにいるよ
懐かしい歌　聞こえて　ぼくはただ　そう　耳を塞ぐ

そうお前は消えていった　何も言わず消えていった
ただ残るあの日のメロディー　消えてくれないあの日の歌
もう一度会えるのなら　君に言おうサヨナラと
何も言わずに　ただうつむき　いなくなった君にサヨナラ
あれから何年たったのかな？　今君は　どうしてる？
後から聞いたよ　いなくなった訳　どんなに辛かっただろう？
逃れられない現実は　幼い僕らには早かった
僕は　本当に何も知らず　ただ君を苦しめてた　ゴメン

貴方にただ　届けたい　僕の声　このメロディーを
響き渡る　このリズム　届かない　もう　届かない

僕はいつでもここにいるから　あの日のようにここにいるから
君がいつでも解るように　あの日のようにここにいるから
変わってしまった街を見て　君はどう　思うだろう
あの日投げた飛行機は　どこか遠くへ飛んで行った
夜語り合った公園は　今じゃマンションになったんだ
今じゃうるさい親父もいない　寝ころぶ芝生も無くなった
取り壊される　思い出と　君と過ごした　この街
君がいつでも解るように　あの日のように此処にいるから

変わってゆく　街並みに　思い出は　そう　消えてゆく
帰れるなら　帰りたい　君といた　そう　あの日々に

あれから何年も時は過ぎ　いつの間にか僕らも大人になり
あの日に描いた　夢や希望　いろんなものを無くしていった
君の夢は　叶っているかい？　まだ　自分を見失ってないか？
僕のこと忘れてないか？　まだ　笑顔で会えるのかい？
もう　子供はいるのかな？　残念ながら僕にはいない
子供がいるなら　戻っておいで　吸わせてあげよう　この街の空気
君がこの街を忘れぬよう　また　皆で笑顔で会えるように
もし　この歌が届いているなら　もう一度会おうあの場所で

貴方は今　どこにいる？
僕の声が　届いているか？　忘れられない　悪友よ
答えてくれよ　もう一度だけ　お前はいつまで寝てるんだ？
懐かしい歌　聞こえて
耳を塞いで　もう聞きたくない　忘れることなど出来やしないよ
僕もいつか　そこに行くから　待っててくれよ　あの場所で